NICUには 病気を持った赤ちゃんが入院してきます。赤ちゃんや家族にとっては、病気の療養や介護のみならず、病気という困難を抱えたお子さんが家族になるプロセスを行う場所でもあります。子どもと家族の出会いから、病気を受け入れその治療の意思決定、退院後に始まる療育・育児の準備まで。この意味で家族と私たち支援者の共通目標は、家族が家族になることです。家族と支援者はその共通の目標に向かって、情報を共有しお互いに対等で尊重し合えるパートナーでなくてはなりません。
これらの実現に向けて私たちは何ができるのか、何をするべきかを本研究会では一緒に考えたいと思います。
この研究会が皆様の明日からの日常のお役に立てるようにお手伝いができたら幸です。たくさんの方のご参加をお待ちしております。
第 12 回地方セミナー in 名古屋 世話人 山田恭聖
日 時:2024年3月3日(日)13:00~16:30
会 場:ウインク愛知(愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38)
テーマ:家族と支援者におけるパートナーシップ -家族が家族になるためにー
参加申込 :こちら より受付開始しました。2月25日締め切り
(先着100名・定員になり次第締め切らせていただきます)
参加費 : 4000円 *当日受付にてお支払い願います
世話人:山田恭聖
事務局:酒井玲子
【第1部】
講演:13:00~14:00
「胎児期から始まるファミリーセンタードケア
~集中治療と家族支援の両立を目指した周産期医療~」
講師:齋藤朋子先生(神奈川県立こども医療センター新生児科)
座長:山田恭聖先生(愛知医科大学病院周産期母子医療センター)
【第2部】
グループワーク:14:15~16:15
司会:永田雅子 先生 (名古屋大学 心の発達支援研究実践センター)
テーマ:「家族が参加する回診(仮)」
<事例提示> 新生児科医の立場から
NICU看護師の立場から
薬剤師の立場から
<グループ討議>
<全体討議および講師コメント>